PWA(Progresive Web Apps)はWEBアプリでありながら同様のユーザー体験を提供できる技術ということで、2016年くらいから注目されてきました。
Googleが主導となって仕様を策定しており、ChromeやFirefoxやEdgeなどのブラウザではすでに動作できる環境は整っていましたが、
macのSafariやiOSのsafariでは、まだ未対応という状態です。(2018年2月9日現在)

AppleはPWAには消極的だった

そもそも、アプリの審査が厳格なApple自身がアプリと同様の振る舞いができてしまうPWAに対して、あまり好意的に思っていないというのは散々言われてきたことだし、多分iOSでPWAなんてことは実現しないんだろうなと思ってました。

ただ、2017年8月3日、事態は急転します。

safariのレンダリングエンジンであるWebkitでPWAのコアの技術であるService Workerの開発が進んでいるとの発表が!
この情報が世に出て、フロントエンド界隈はザワつきました。

ただ、「開発が始まった」という感じだったので、実際にブラウザに乗るのは早くて次のOSアップデートのタイミングだろうと思ってました。

Appleの対応は意外と早かった

そんな矢先の2018年1月25日。
iOS11.3のベータ版のsafariにService Workerの一分機能が搭載されてリリースされました。

iOSのSafariでPWAがいよいよ動くようになった、iOS 11.3ベータ版がService Workerを本格的にサポート開始

サポートされるのは

  • オフラインキャッシュ
  • ホームスクリーン追加
  • ペイメントリクエスト

の機能に限られますが、時期マイナーアップデート版でこれらの機能が追加される可能性が高く、ようやくiOSでのPWAの恩恵が得られるようになります。

そして恐らく、次のOSメジャーアップデートの時には、プッシュ通知などの主要な機能も追加されていくことでしょう。

日本ではiOSのシェアが6割程度あるため、PWA対応サイトの需要なんかも2018年はどんどん増えていくことでしょう!

ライバルのMicrosoftも動いた!

AppleののライバルのMicrosoftでも新たな展開が発表されました。

Windows 10の次期大型アップデートで「Progressive Web Apps(PWA)」がMicrosoftストアで提供に

Windows10の次の大型アップデートのタイミングで、PWAを正式にサポートして、さらにMicrosoftストアでもアプリケーションとして配布されるとのことです。
PWABuilder という無料ツールを使ってAppXいう形式のパッケージでWindows自体にインストールできるようになるようです。

WEBアプリをパッケージ化できる技術は、すでにElectronというツールで実現されていますが、
Microsoftの正式サポートということで、Electronでは実現できないような+αが期待できるかもしれません。

とにかく今年はPWAが熱い!

自分も情報をキャッチアップして、実装スキルを磨いていきたいと思います!